2012/01/27

NICドライバのNDIS(NDIS5x,NDIS61,NDIS62)とは?

NICのネットワークドライバをインストールしようとする時に、OEMメーカーからダウンロードしたファイルを解凍・展開すると

  • NDIS5x
  • NDIS61
  • NDIS62

なんてフォルダがあり、内部に同じネットワークカードのinfファイルがある・・・いったいどのフォルダのinfファイルを使用したらよいのだ?

そもそもNDISとは何なんだろう?

win7-find-05

NDISとは

Network Driver Interface Specificationの略である

Network Driver Interface Specification (NDIS) は、ネットワークカードのためのAPIの一種である。

マイクロソフトとスリーコムが共同で開発し、主に Microsoft Windows で使われているが、オープンソースの NdisWrapper や Project Evil のドライバラッパーにより、NDIS準拠のネットワークカードの多くが Linux や FreeBSD で利用可能となっている。

BeOS から派生した ZETA はいくつかの NDIS ドライバをサポートしている。

参考:ウィキペディア Network Driver Interface Specification

難しいことはさて置き、要するにネットワークドライバの標準仕様とのこと。

NDIS5xやNDIS61、NDIS62というバージョンは仕様が多少異なるという意味だ

わかりやすく、Windowsで考えると、NDISのバージョンはWindowsOSのバージョンと関係する

どのWindowsOSの時に、どのNDISバージョンのドライバを使えばよいかというと

  • NDIS 4.0: Windows 95 OSR2, NT 4.0
  • NDIS 5.0: Windows 98, 98 SE, Me, 2000
  • NDIS 5.1: Windows XP
  • NDIS 5.2: Windows Server 2003
  • NDIS 6.0: Windows Vista
  • NDIS 6.1: Windows Vista SP1, Server 2008
  • NDIS 6.2: Windows 7, Server 2008 R2

また、困ったときは、該当のinfファイルをメモ帳(notepad)で開いて見ると、説明書きがされているので確認して見よう

 

NDIS5x

ndis5x

NDIS61

ndis61

NDIS62

ndis62

 

ちなみにSSR(Symatec System Recovery) 2011のWindowsPEでは、Windows VistaもしくはWindows Server 2008用の32bit版ドライバをロードする必要があるので、NDIS61となる。

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