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2011/11/15

Windows仮想マシン(VMware)の時刻管理のベスト プラクティス(NTP 含む)

VMwareを使用した仮想マシンのWindows Serverに対する時刻同期はどうするのがベストなのでしょうか?

昔のバージョンのVMwareでは、CPUの使い方がよくなかったのか時刻同期がうまく行かずVMware Toolsで時刻同期するのがベストでしたが、最近は違っているようです。

 

VMware仮想マシンに対する時刻同期の必要性

Windows ゲスト OS で正確な時刻管理を実現するには、2 つの重要な考慮事項があります。

時刻同期を正しく構成することと、過度の CPU とメモリのオーバーコミットメントを回避することです。

時刻同期ユーティリティは、ハードウェア時刻のずれとゲスト OS の時刻管理の不正確さによる時刻のずれを修正するために必要です。

過度のオーバーコミットメントは、時刻同期ユーティリティでは修復不可能なペースで時刻のずれを発生させる原因となる可能性があります。

 

VMware社による仮想マシン時刻同期の推奨は、Windows標準ユーティリティ

プライマリの時刻同期ユーティリティとして、 w32time または NTP を使用します。

w32time は Windows に付属の時刻同期ユーティリティです。

NTP (Network Time Protocol デーモン) は、Windows 向けに提供されているさまざまな種類のサード パーティ製ポートを使用することで Windows で利用できます。

ゲストで w32time または NTP を使用する場合は、 VMware Tools の定期的な時刻同期を無効にします。

2011/09/15

Backup Exec 2010でvCenterを使用して仮想マシンをリストアするとパフォーマンスが悪い

Backup Exec 2010を使用してVMwareの仮想マシンをvCenter経由でイメージリストアするとパフォーマンス劣化があるようだ。

実際試したことはなく、ワークアラウンド(回避策)の”ESX経由”でのリストアしか行ってはいないが、vCenterを余計に経由するだけ注意が必要ということだろうか

Enterprise Support - Symantec Corp. - When performing a Virtual Machine(VM) restore, "Clear lazy zero" is repeated in VMware vCenter task and the performance of the restore drops

”仮想マシンのリストアを行う時、VMware vCenterタスクに”clear lazy zero”が繰り返されリストアパフォーマンスが低下する”

 

上記シマンテックKBでは

・VMware vSphere 4.0 update1

・Backup Exec 2010

環境で発生していることが記述されている

 

回避策としては、Backup Exec 2010でvCenterを経由させずに直接ESXでリストアする方法が提示されている

2011/05/20

仮想マシンのVMware ESXサービスコンソールにネットワーク接続できない

仮想マシンでVMware ESX Serverを構築した場合、仮想マシンESXサービスコンソールにネットワーク接続が出来ない。

これは、VMware ESX ServerがデフォルトではプロミスキャスモードOFF(拒否)の設定であるためです。

vmware-esx-network-port

 

環境:

VMware ESX 4.x 上の仮想マシンとしてVMware ESX Server 3.xを構築したとき

 

解決策

VMware ESX 4.x上で、仮想マシンESX3.xが接続されているポートグループ(仮想スイッチ)のプロミスキャスモードを許可してください。

 

参考: プロミスキャスモードとは

2011/05/06

VMware vSphere 4 Enterpriseでパフォーマンスデータロスト

VMware vSphere 4 Enterprise のESX4.1で、パフォーマンスデータが途切れたり切れたりする場合がある(パフォーマンスデータロスト)

 

環境

VMware ESX 4.1 Enterprise

(ESX上でパフォーマンスデータがロストしているのでもちろん仮想マシンもパフォーマンスデータはロスとしている)

 

vs4-perflog-110406

2011/04/06 11:05 の箇所でパフォーマンスデータが切れていることがわかるでしょうか?

(ちなみに、パフォーマンスデータはESXがリアルタイム的に出力し、vCenterで長期保管している)

2011/04/26

VMware vSphere クライアントインストール時に.NET Framework 3.0 SP1 エラーコード1603

VMware vSphere クライアントをインストールしていたところ、

Microsoft .NET Framework 3.0 SP1 インストーラから、エラーコード「1603」が返されました。

というメッセージでVMware vSphere クライアントのインストールが失敗した。

 

ちなみに、VMware vSphere クライアントでは、インストール要件に「Microsoft .NET Framework 3.0 SP1」が必要。

通常、「Microsoft .NET Framework 3.0 SP1」がなければVMware-viclient.exeパッケージからインストールされる。

またインストール待ち時間に耐え切れず、インストールをキャンセルした場合は

Microsoft .NET Framework 3.0 SP1 インストーラから、エラーコード「1602」が返されました。

となる

 

環境

  • VMware vCenter 4.0よりダウンロードしたVMware vSphere クライアント
  • Windows XP (Windows Serevr 2003でも)

 

原因

インストール端末がインターネットに接続できないことが原因。

Microsoft .NET Framework 3.0 SP1パッケージはネットワークインストール型しかなく、インターネットに接続できないとインストールできない

2011/04/15

VMware vSphere 4でのvCenterからの仮想マシンスナップショットタイムアウト(VCBも同様)

VMware vSphere 4.0 (vCenter 4.0)を使用した場合の仮想マシンに対するスナップショットタイムアウト値についてです。

これは、VCBでのvcbmounterコマンドを使用したバックアップでも同様のタイムアウト値になります。

 

参考情報:

 

vCenter has a default 15 minute timeout for any task.

vCenterのどんなタスクもデフォルト15分のタイムアウトを持っている。


The VirtualCenter Server timeout value is increased to 20 minutes to
allow for tasks to be completed successfully. This is effective with
the VirtualCenter 2.5 Update 6 release.

VirtualCenter サーバーのタイムアウトはVirtualCenter2.5 Update6リリースから20分に増強された。

 

微妙に、vCenter4.0(VMware vSphere4.0や4.1)でタイムアウト値がどうなっているのかわからないグレーな記述となっています。

なので、スナップショット作成時のタイムアウトを知るためのテストをしてみました。

 

環境

VMware ESX 4.0 Update2

vCenter 4.0

仮想マシン:Windows Server 2008 SP2

VCB proxy 1.5 Update1

2011/04/08

再起動後リモートデスクトップ接続が遅い (ローカルエリア接続が遅い)

VMware ESX 3.5 上で動作する仮想マシンWindows Server 2008で次のような現象が起きた。

仮想マシンのOS再起動後、リモートデスクトップ接続がなかなか出来ない・・・接続できるのに20分程度かかる

 

環境

VMware ESX 3.5 (vCenter 2.5)上仮想マシン

Windows Server 2008 SP2

 

仮想マシンを構築した当初はこんな現象はなかったので、アプリケーションとの競合が考えられた。

 

現象

再起動後、仮想マシンのデスクトップ画面を見ていると以下のような状況であることがわかった。

2011/04/05

VMware ESX Server 主要プロセスの再起動(サービスコンソール必要)

ESX のサービスコンソールに root 権限でログイン後、下記手順により関連サービスの再起動方法

 

1. vpxa サービスの再起動

# service vmware-vpxa restart

Stopping vmware-vpxa:                                      [  OK  ]
Starting vmware-vpxa:                                      [  OK  ]

※一時的に対象ESX Serverが vCenter Server から外れますが、仮想マシンには特に影響ありません。

 

2. hostd サービスの再起動

# service mgmt-vmware restart

Stopping VMware ESX Management services:
   VMware ESX Host Agent Watchdog                          [  OK  ]
   VMware ESX Host Agent                                   [  OK  ]
Starting VMware ESX Management services:
   VMware ESX Host Agent (background)                      [  OK  ]
   Availability report startup (background)                [  OK  ]

※上記コマンド実行時の注意点として、該当の ESX にてクローンやスナップショットの作成等のタスクが動作している場合はタスク完了まで待った後に作業下さい。なお、仮想マシンの稼動には影響ありません。

2011/03/29

仮想マシン:Windows Server 2008のVCBによるカスタム静止スクリプトパス

仮想マシン Windows Server 2008 について、VMware Consolidated Backup (VCB)を利用したカスタム静止スクリプトのパスについて。

環境:

VMware Consolidated Backup 1.5 Update1 (Windows Server 2003 R2 上)
を使用し、以下の環境上の仮想マシンWindows Server 2008 へのVCBバックアップテスト。
・VMware ESX Server 3.5 U4 (vCenter 2.5)
・VMware ESX Server 4.0 U2 (vCenter 4.0)

仮想マシン Windows Server 2008 でのカスタム静止スクリプトパス

検証結果。

・VMware ESX Server 3.5 U4 (vCenter 2.5)
C:\Windows\<pre-freeze-script.bat>
C:\Windows\<post-thaw-script.bat>

・VMware ESX Server 4.0 U2 (vCenter 4.0)
C:\Program Files\VMware\VMware Tools\backupScripts.d\

VMware ESX  Server 3.5 Update4 とvCenter Server 2.5 の仮想環境で、VCB1.5 Update1を実行したところ何故か、backupScripts.d配下のバッチファイルは実行されなかった。
C:\Windows\<pre-freeze-script.bat>
C:\Windows\<post-thaw-script.bat>
が実行された。

2011/02/14

VMware vSphere 4.1 ディスクI/Oパフォーマンス。ディスク待ち調査

VMware vSphere 4.1はVI3(vmware infrastructure 3)の時に比べて、ずいぶんディスクIOを調査し易くなった。

ディスクがボトルネックになっていかどうかを調べるためのパフォーマンス調査するための材料が強化された。

ディスクパフォーマンスカウンタが増えているのだ。

リアルタイムにしか確認できないデータカウンターではあるが・・・。

 

一番、良いのはディスク待ち時間がわかることだ。

Linuxで言うところのwio(io wait)だ

またディスクのキューの深さなんかもわかる・・・すばらしい。

 

見方は、今までのように「ホストおよびクラスタ」でのホスト・仮想マシンに対しての「パフォーマンス」タブのみではなく

「データストア」なんかでもまた異なる角度からパフォーマンスを見れ、別のカウンターが存在するので確認してみてください。

2011/01/20

LinuxからSNMPトラップを送信するコマンド

Linux (またはVMware ESX Server)からSNMPトラップを送信するコマンド例です
snmptrap -v1 -c public <SNMPトラップ受信サーバIPアドレス> .1.3.6.1.4.1.232 <SNMPトラップ送信サーバーIPアドレス> 6 11003 1234 .1.3.6.1.2.1.1.5.0 s test .1.3.6.1.4.1.232.11.2.11.1.0 i 0 .1.3.6.1.4.1.232.11.2.8.1.0 s "provideyour own identifiable identifier and time stamp"

ちなみに、上記はHPリモート通報サービスへテスト通報するsnmptrapコマンドオプションです。
<SNMPトラップ受信サーバIPアドレス>: SIMサーバーIPアドレス
<SNMPトラップ送信サーバーIPアドレス>: SIM監視対象サーバーIPアドレス

2011/01/18

VMware仮想マシン、PCI「標準PCI-toPCI ブリッジ」の繰り返しインストール要求

VMware vSphere4の仮想マシンで、PCI「標準PCI-to-PCI ブリッジ」が繰り返し検出される問題にぶつかった。
「新しいハードウェアの検出ウィザード」が何回も表示され、ループ?とも思われる違いのわからない「PCI-toPCIブリッジ」デバイスとドライバの検出。
簡単に言って、検出は正常で35回ほど繰り返しドライバファイルをインストールすることによって解決する。
忍耐と信じる心が大切だと感じさせられた出来事でした。

現象:

VMware ESX Server 3.5 上の仮想マシン(仮想マシンバージョン4)を、VMware ESX Serevr 4.1(VMware vSphere4)上の仮想マシン(仮想マシンバージョン7)へ「仮想ハードウェアのアップグレード」を行ったタイミングで「標準PCI-toPCI ブリッジの繰り返しインストール要求」の問題にぶつかった。

対象仮想マシンのOS(仮想OS):
Windows 2000 Server SP4
(しかし、全てのWindows 2000 Server SP4というわけではなかった)

対応:

35回くらい同じように見える「標準 PCI-to-PCI ブリッジ」デバイスドライバをインストールすることにより解決

考察:

2011/01/17

VMware vSphere4: 「The Execute Disable/No Execute CPU feature is not enabled for this machine」の対応

現象:

VMware vSphere 4.1 をHP ProLiant サーバーにインストールしたところ

VMware vSphere 4.1 の起動時画面に以下のメッセージが表示されていた

TSC: 6391191395 cpu0:0) Init: 431: The Execute Disable/No Execute CPU feature is not enabled for this machine

 

内容:

「No Execute」とは、 CPUの「NX (No eXecute)」機能です。

「CPU機能「NX」がこのマシンでは有効になっていない」というメッセージです、NXを有効にします

 

対応:

BIOSでNXを有効設定にします

HP ProLiant サーバーの場合、

起動時「F9」、BIOS画面で[Advanced Options] - [Processor Options] - [No-Execute Memory Protection] を 「enable」に設定

 

参考:

NX No-Executeとは?(No-Execute Memory Protection 機能とは)

2010/12/02

マイクロソフト社のSQL Server のVMware上動作サポート

マイクロソフト社のSQL Server のVMware上動作サポートについてです

SQL Serverというよりマイクロソフト製品についてのサポートです

SharePoint Server と社内クラウド

VMware社の見解ですが

SQL Server のサポート

SharePoint 環境の主要なコンポーネントには SQL Server も含まれているため、SQL Server のサポート ポリシーについても紹介します。サポート技術情報の記事 956893 によると、SQL Server 2005 と SQL Server 2008 の両方がサポートされています。

「マイクロソフトでは、以下のサポート対象のハードウェア仮想化環境で実行している SQL Server 2005 および SQL Server 2008 に対する技術サポートを提供しています。

* Windows Server 2008 with Hyper-V

* Microsoft Hyper-V Server 2008

* Configurations that are certified through the Server Virtualization Validation Program (SVVP).”

また、Microsoft 社では、Windows クラスタ内の SQL Server のサポート ポリシーについて、重要な変更を行いました。これにより、VMware vSphere / ESX 4.0 を利用するすべてのお客様は、フェイルオーバー クラスタ構成で SQL Server を実行している場合に、サポートを受けることができます。

SVVPにVMware社は認定されているので

つまり、サポートされると思って良いと思います。

 

Microsoft ソフトウェアのサポート

Oracle社のVMware上の動作サポート

Oracle社のVMware上の動作サポート見解です

 

VMWareで仮想環境を構築する場合のライセンスカウントおよびサポートについて

VMwareに対するオラクル社のサポート指針

 

物理でも発生しうるとか、VMwareに関係ないということがはっきりしている部分についてはサポートするということです。

2010/08/05

CPUのソケット数とコア数。VMware vSphere4.1で仮想マシンに設定可能

Mware vSphere ESX 4.1で仮想マシンのVirtual SMPにおける仮想マルチコアCPU構成が可能になった。
http://www.atmarkit.co.jp/fserver/articles/vsphere41/01/03.html
つまり、仮想マシン(ゲストOS)に対し、1CPUソケット4コアのCPU定義設定が可能ということだ。
このCPUのソケット数とコア数を仮想マシンに設定定義可能ということはどういうことだろうか?

所詮は物理CPUのCPUコアを分けているだけなので、仮想マシンの性能的には変わらないが、仮想マシン上のライセンス問題に関係してくる!
例えば、SQL Server はCPUソケット単位でライセンスが定義されている・・・マイクロソフトはCPUライセンスはCPUソケット単位ライセンスだ。
例えば、今まではVMware上物理CPUとしては2ソケットなのに、仮想マシン上の仮想CPUは4CPUソケットになっていたため、CPU性能は劣るがライセンス代はかさむというライセンス問題があった。
このライセンス問題が改善されるのです!

またソフトウェアライセンスでひと悶着ありそうな予感です。

では、仮想マシン(ゲストOS)上のWindowsで、CPUのソケット数とかコア数を確認する方法はあるのでしょうか?
仮想マシンに限らず、Windows上で。
基本、Windows上のタスクマネージャ等で確認すると論理CPU数が表示されます

論理CPU数 = CPUソケット数 × 1CPUコア数 × ハイパースレッドの有り無し(2 or 1)

これではライセンスに必要なCPUソケット数がわかりません。
Windows OS上からはわからないのでしょうか?
Windows Server 2008 では msinfo32 コマンドで、CPUソケット数やCPUコア数がわかります(プロセッサ情報)
Windows Server 2003 以降では残念ながらわかりません。

しかし、CPU-Z等のソフトを使用すれば、CPUソケット数やCPUコア数がわかりますので、Windows内部的にはCPUソケット数がわかるようになっているはずです。
http://www.cpuid.com/softwares/cpu-z.html
ただ、インストールしなくてはならないので、あまり一回だけ知るためだけとかにソフトを使いたくはないですが^^


また、cscriptでWMIを使用出来る環境ならば、以下のcpu_core.vbsを作成し

strComputer = "."
Set objWMIService = GetObject("winmgmts:" _
& "{impersonationLevel=impersonate}!\\" & strComputer & "\root\cimv2")
Set colCompSys = objWMIService.ExecQuery("Select * from Win32_ComputerSystem")
For Each objCS in colCompSys
str = " 物理CPU数: " & objCS.NumberOfProcessors & vbCrLf
str = str & " コア数: " & objCS.NumberOfLogicalProcessors & vbCtLf
WScript.Echo str
Next

> cscript //nologo cpu_core.vbs

で実行してみてください

2010/07/12

VMware vSphere 4 仮想マシン8vCPU(8仮想CPU)サポートエディション

VMware vSphere 4 の仮想マシンで、8vCPU(8仮想CPU)サポートエディションは、

VMware vSphere 4 Enterprise Plus のみでした。

 

Enterprise で8CPUサポートと勘違いしていました・・・。

中規模企業およびエンタープライズ向けの vSphere のエディションの比較

 

参考までに、近々、VMware vSphere 4.1 が発表されるとのこと。

VMware vSphere 4 .1では ESXi の製品名が変更され、また得意の「Sphere」を使用するようです。