2011/08/03

iPadの企業導入について(iPad vs 軽量ノートパソコン)。失敗しないために

iPadがサラリーマンの「重荷」に-軽量PC人気で法人需要苦戦(1

上記記事を読んだことがあるでしょうか?

小型タイプのノートPCはタブレット端末と比べても重量の面で「それほど遜色はない」ため、キーボード付きで入力のしやすい軽量ノートの方が選ばれやすい。
そのうえタブレットだけではデータなどの加工が難しい。
このため、iPad導入企業の社員はノートPCも手放せず「どうしても2台持ちになってしまう」

こんな内容も

iPadを仕事で使ってみた森谷さんは、顧客にデータを直接入力してもらい時間短縮できたという利点があったとはいうものの、iPadの画面を見せながら説明する時は、それを支える腕が5分も経つと「ぷるぷるしてきた」ことが記憶に残る。
「CMでは軽そうに見えた」という森谷さんは、やはり重さが気になるようだ。

これは、iPadを導入した企業のリアルだと思う。

iPadの利用は確かに見栄えが良いが、企業導入にはどのような機会にiPadを利用するのかちゃんとイメージ出来ていないと失敗すると思われる。

プレゼンとした場合、ターゲットは一人二人にプレゼンするのならばiPadは向いているが、数人にプレゼンする場合プロジェクターが必要になると思う。

iPadの魅力は、たぶんブラウジング程度でしかない、個人で遊ぶには向いているが仕事となると出来ることは限られている。

 

iPadをどのように利用するかイメージがあり、企業導入に踏み切る場合、以下の注意点もある

iPadキッティングマンの世の中キッティング : iPadを企業導入する上でシステム担当者がチェックしておくべき10の事

  1. 立ち上げるのにiTunesがいる。
  2. 社員がAppstoreからじゃんじゃんソフトを購入してインストールする。
  3. パスコードはいつまでたっても「1111」
  4. このiPad誰の?
  5. えーーと、OSがアップデートされてますが。
  6. あれ? それ、個人用のiPadじゃやないの?
  7. 自社でアプリを作ってみた。名前はまだない。配布方法も無い。
  8. 指紋が付きにくいようにシール貼っとく?
  9. あれ?この構成プロファイル、消せちゃうよ。
  10. 酔っ払って落としちゃったー。

 

iPadの企業導入で管理するデバイスが減るわけではなく増えるわけなので、もちろんシステム担当者の負荷が増えるのは言うまでもない。

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