2012/05/01

XP mode(Windows Virtual PC)の仮想マシンパス変更方法

環境: windows 7のXP mode

Windows 7のXP modeの実態はWindows Virtual PCですが、XP modeをインストールするとWindows XPの仮想マシンが自動配置されます。

何もしなければ、Cドライブにインストールされてしまうのですが・・・・Cドライブのディスクを圧迫してしまい邪魔・・・

コンピュータ系サラリーマンブログ: Windows 7のWindows XP モード インストール方法・動作イメージ

デフォルト仮想マシンパス:C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Windows Virtual PC\仮想マシン

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なんて場合に、XP modeのWindows XP仮想マシンのパスを変更したくなります

しかし、一度配置済みの仮想マシン、どのようにパスを変更したら良いのでしょうか?

 

XP mode仮想マシンのパス変更方法

仮想マシンの設定で、ハードディスクのパスを変更できます

スタートメニューから、「仮想マシンの管理」

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対象の仮想マシンを右クリックし「設定」

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仮想マシンの電源をダウンさせ、

仮想ハードディスクファイル(vhd)をどこか別のパスに移動してから、仮想ハードディスクファイルのパスを変更します

上記方法で、Cドライブのディスク圧迫は回避できるのですが

 

ただ・・・・このように仮想マシンの設定をすると、以下のフォルダは中途半端に残ってしまいます・・・

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Windows Virtual PC\仮想マシン

上記パスには、vhdファイル以外に、”Windows XP Mode.vmc”といった仮想マシンの設定ファイルがあるためです

中途半端・・・・

 

と言う方には、さらに綺麗にXP modeの仮想マシンを移動させます。

それは、

仮想マシンを移動させるというより、仮想マシンを作り直し、既存の仮想ハードディスクを接続する

といったイメージの方法です。

なので、仮想ハードディスクファイル(vhd)以外は、再作成します

 

まずは、仮想マシンの電源をシャットダウンさせ、仮想ハードディスクファイル(vhd)を別のフォルダに移動します

例えば、D:\Windows Virtual PC\仮想マシン

その後、「仮想マシンの管理」フォルダから、仮想マシンの起動ファイル”Windows XP Mode.vmcx”を右クリックから「削除」します

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これで、仮想マシンフォルダ内の”Windows XP Mode.vmc”のロックが可能になります

(“Windows XP Mode.vmc”はファイルを移動できなかっハズ。)

つまり仮想マシンフォルダを使用しなくても良い状態(削除しても良い)ができました、念のため仮想マシンフォルダの名前を変えておきましょう

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Windows Virtual PC\_仮想マシン

次に、上記「仮想マシンの管理」上メニューの「仮想マシンの作成」をクリックします

仮想マシンの作成ウィザードに従います

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「作成」ボタンを押せば、既存のXP mode仮想ハードディスクファイルを使用した別の仮想マシン”Windows XP Mode”が完成されます!

 

これでCドライブすっきりですね!

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