まずは、SQL Server 2005 のエディション別のサポートCPU数について
SQL Server について
SQL Server の各エディションがサポートする最大プロセッサ数
問題は、このサポートCPU数はCPUソケット数なのか?CPUコア数なのか?
物理CPU(ソケット数)なのか論理CPU(コア・ハイパースレッド)なのかという話です。
SQL Server では、指定されたプロセッサ ソケット数に各ソケットに搭載された論理 CPU の数を掛けたプロセッサ数がサポートされます。たとえば、次に示す表では、以下を単一のプロセッサと見なしています。
- ソケットごとに 2 つの論理 CPU を搭載したシングルコア、ハイパースレッド プロセッサ
- 2 つの論理 CPU を搭載したデュアルコア プロセッサ
- 4 つの論理 CPU を搭載したクアッドコア プロセッサ
SQL Server は、論理 CPU 単位ではなく、プロセッサ ソケット単位でライセンスが供与されます。
つまり、SQL Serverでは、CPUライセンスもサポートCPUもCPUソケット数単位で数えます。
インストールにおいてのCPU数の注意点は
マルチコア プロセッサーを搭載するコンピューターでは、物理ソケットに対する論理プロセッサーの比が 2 の累乗値ではない場合、SQL Server 2005 をインストールできない
といったところでしょうか。
最後の課題です。
仮想環境ではSQL ServerのCPUライセンスはどのようにカウントされるのでしょうか?
(「仮想環境で利用する場合」をクリック)
サーバー/CAL ライセンスの場合
SQL Serverを実行する仮想OS環境ごとにサーバーライセンスが必要です
プロセッサライセンスの場合
SQL Serverを実行する仮想OS環境が使用するプロセッサごとにプロセッサライセンスが必要です
物理サーバーと同様のメリットを提供
- SQL Server 2008 Workgroup / SQL Server 2005 Workgroup Edition、SQL Server 2008 Standard / SQL Server 2005 Standard Edition、SQL Server Enterprise は、物理サーバーと同様に、マルチ インスタンス機能を使って、追加ライセンスを購入することなく、1 つの仮想 OS 環境上で複数のインスタンスを実行できます。
- 仮想 OS 環境上に Passive サーバー (待機サーバー) として SQL Server をインストールして実行していない場合、ライセンスを別途購入する必要はありません。
結局のところ、仮想プロセッサー数(仮想CPU数)って?
(「仮想環境で利用する場合」をクリック)
の「マルチコア プロセッサ上の仮想環境で利用する場合」に書かれています
仮想CPU数を1物理CPUの搭載コア数で割ったものをカウントするんですね(小数点切り上げ)。
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