例えば、
- バックアップサーバー、Backup Exec
- バックアップ対象サーバー、Backup Exec エージェント
- その他のサーバー
が存在した環境を想定する。
バックアップ対象サーバーが故障した場合、故障期間中に「その他のサーバー」にリストアしたくなります。
シマンテックのカスタマーケアに問い合わせました。
■ ケース1: バックアップ対象サーバーがファイルサーバーの場合。
ファイルサーバー: Backup Exec windows システムエージェント使用
バックアップサーバーがその他サーバーに対しネットワークドライブマウント(ネットワークドライブの割り当て)をしている場合、
バックアップサーバーの復元先変更から直接ネットワークドライブへリストア出来る。
この場合、Backup Exec windows リモートエージェントライセンスは不要。
しかし、アクセス権等、細かい属性が復元出来ない可能性はあります。
仮に、しっかり復元をしたい場合は、リストア先にもBackup Exec windows リモートエージェントライセンスが必要です。
Backup Execのエージェントがなくても(エージェント機能が必要なくても)、リストア出来る場合はライセンスは不要とのこと。
■ ケース2: バックアップ対象サーバーがSQL Serverの場合。
SQL Server: Backup Exec SQL Server エージェント
バックアップサーバーがBackup Exec SQL Serverエージェントを使用しバックアップしたデータを、Backup Exec から復元する場合、
復元先にBackup Exec SQL Server エージェントが必要です。(Backup Exec SQL Server エージェントの機能が必要です)
つまり、リストア先にもBackup Exec SQL Server エージェントライセンスが必要となります。
ただ、ハードが故障した場合等、論理上同一サーバーならライセンス不要になります。
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