2010/03/12

Backup Execを使用し、異なるサーバーへのリストアについてのライセンス概念

例えば、

  • バックアップサーバー、Backup Exec
  • バックアップ対象サーバー、Backup Exec エージェント
  • その他のサーバー

が存在した環境を想定する。

バックアップ対象サーバーが故障した場合、故障期間中に「その他のサーバー」にリストアしたくなります。

シマンテックのカスタマーケアに問い合わせました。

 

■ ケース1: バックアップ対象サーバーがファイルサーバーの場合。

ファイルサーバー: Backup Exec windows システムエージェント使用

バックアップサーバーがその他サーバーに対しネットワークドライブマウント(ネットワークドライブの割り当て)をしている場合、

バックアップサーバーの復元先変更から直接ネットワークドライブへリストア出来る。

この場合、Backup Exec windows リモートエージェントライセンスは不要。

しかし、アクセス権等、細かい属性が復元出来ない可能性はあります。

仮に、しっかり復元をしたい場合は、リストア先にもBackup Exec windows リモートエージェントライセンスが必要です。

Backup Execのエージェントがなくても(エージェント機能が必要なくても)、リストア出来る場合はライセンスは不要とのこと。

 

■ ケース2: バックアップ対象サーバーがSQL Serverの場合。

SQL Server: Backup Exec SQL Server エージェント

バックアップサーバーがBackup Exec SQL Serverエージェントを使用しバックアップしたデータを、Backup Exec から復元する場合、

復元先にBackup Exec SQL Server エージェントが必要です。(Backup Exec SQL Server エージェントの機能が必要です)

つまり、リストア先にもBackup Exec SQL Server エージェントライセンスが必要となります。

ただ、ハードが故障した場合等、論理上同一サーバーならライセンス不要になります。

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