2011/04/26

VMware vSphere クライアントインストール時に.NET Framework 3.0 SP1 エラーコード1603

VMware vSphere クライアントをインストールしていたところ、

Microsoft .NET Framework 3.0 SP1 インストーラから、エラーコード「1603」が返されました。

というメッセージでVMware vSphere クライアントのインストールが失敗した。

 

ちなみに、VMware vSphere クライアントでは、インストール要件に「Microsoft .NET Framework 3.0 SP1」が必要。

通常、「Microsoft .NET Framework 3.0 SP1」がなければVMware-viclient.exeパッケージからインストールされる。

またインストール待ち時間に耐え切れず、インストールをキャンセルした場合は

Microsoft .NET Framework 3.0 SP1 インストーラから、エラーコード「1602」が返されました。

となる

 

環境

  • VMware vCenter 4.0よりダウンロードしたVMware vSphere クライアント
  • Windows XP (Windows Serevr 2003でも)

 

原因

インストール端末がインターネットに接続できないことが原因。

Microsoft .NET Framework 3.0 SP1パッケージはネットワークインストール型しかなく、インターネットに接続できないとインストールできない

参考: VMware vSphere 4 リリース ノート: ESXi エディション

インターネット接続がアクティブではない場合、Error 1603 で vSphere Client のインストールに失敗する場合がある

vSphere Client は、次の 2 つの方法でインストールできます。vCenter Server メディアを使用する方法と、ESX、ESXi、または vCenter Server のようこそ画面でリンクをクリックする方法です。vCenter Server メディア (.iso ファイルまたは .zip ファイル) にはインストーラが組み込まれており、vSphere Client インストーラと .NET のフル インストーラも含まれています。ようこそ画面から呼び出されるインストーラには、Web を呼び出して .NET インストーラ コンポーネントを入手する vSphere Client インストーラが含まれています。
インターネット接続がない場合、すでに .NET 3.0 SP1 をシステムにインストールしている場合を除き、2 番目の vSphere Client のインストール方法は、Error 1603 で失敗します。

回避策: ダウンロードを行う前にインターネット接続を確立するか、vCenter Server メディアから vSphere Client をインストールするか、または .NET 3.0 SP1 をインストールしてからようこそ画面でリンクをクリックします。

参考:Microsoft .NET Framework バージョン 3.0 の導入

再頒布可能な .NET Framework 3.0 に関するエラー コード

エラーコード 説明
ERROR_INSTALL_USEREXIT 1602 ユーザーがインストールを取り消しました。
ERROR_INSTALL_FAILURE 1603 インストール中に致命的なエラーが発生しました。

 

 

VMware vSphere クライアントはESXサーバーからはダウンロードインストールできなくなった(VMware社のURLへリンクのみ)。

vCenterサーバーからはダウンロードインストールできるのだが、.NET Framework の制約上やはりインターネットに接続できる端末でないとVMware vSphere クライアントインストールは厄介である。

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