2011/04/05

VCBエラー: Error: Could not connect to ESX host: 514 Error connecting to vpxa-nfc service

vcbmounter の実行中に以下のエラーを出力し失敗

Error: Could not connect to ESX host: 514 Error connecting to vpxa-nfc service

環境

VMware ESX 3.5 U4

vCenter 2.5

vpcproxy 1.5

 

現象

ESX Server (ホスト)の watchdog-vpxaというプロセスがvCenterServerAgent(vpxa)を再起動させたことにより、VCBタスクが途中で中断したことが原因で、バックアップも中断した。

vcbMounterの出力では、問題の箇所が"vpxa-nfc service"となっているが、vpxa-nfcはホストエージェントの機能の一部として動作して、vpxaと連携して動作している。


watchdog-vpxaがvpxaを監視している内容についてはVMware社より公開されていませんが、watchdog-vpxaは1つずつは無視できるようなマイナーなエラーをカウントしており、閾値を超えれば、ESXとして動作を正常に継続させるために、vpxaを再起動するように設計されている。

何らかの理由によってエラーがカウントされ、watchdog-vpxaがvpxaを再起動させたということになる。

 

対策

抑制策としては、

  • 定期的にESXの再起動を行う
  • vpxaサービスを再起動する

事前にvpxaのエラーカウントをリセットさせることで、予期しない時刻にvpxaサービスが再起動されるような可能性を低減出来るのではないかと考えられる。

 

ただし、今回のログからは200日以上経ってからはじめてvpxaの再起動が発生したが、比較的安定していると考えられる

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