2011/02/15

VMware ESX 3.5 パッチ適用方法・手順

VMware ESX 3.5 パッチ適用方法・手順です。

 

■VMware ESX 3.5 パッチ適用時の業務影響について

パッチ適用時には、ESX をメンテナンスモードに移行するので、対象 ESX 上の仮想マシンはシャットダウンまたは他のホストに移動して頂く必要があります。

 

■VMware ESX 3.5パッチのダウンロードについて補足

http://support.vmware.com/selfsupport/download/

上記ダウンロードサイトにて、ダウンロード対象パッチにチェックを入れた際に、

"Do you also want to select its dependencies (if any)? "

というメッセージが表示され、OK を押すと、当該パッチと依存関係のあるパッチにもチェックが入るので、あわせてダウンロードの上、適用をします。

 

■VMware ESX 3.5パッチの適用手順

  1. VI Client よりパッチ適用対象の ESX をメンテナンスモードにします。
    仮想マシンが起動している場合は、シャットダウンまたは他のホストに移動します。
  2. root として ESX のサービスコンソールにログインします。
  3. 以下のようなディレクトリを作成し、作成したディレクトリに移動します。

    # mkdir /var/updates
    # cd /var/updates
  4. WinSCP、sftp、scp などで、適用したいパッチと contents.zip※ を /var/updates ディレクトリにコピーします。

    ※contents.zip の入手方法
    パッチのダウンロードサイト(http://support.vmware.com/selfsupport/download/)にて、[Search by Product]のバージョンを ESX 3.5 として頂き、その他の値はそのままで [Search] をクリックして頂きますと、検索後のページの上方に、"Download contents.zip" が青字でリンク表示されております。
    こちらをクリックして頂くことにより、contents.zip のダウンロードが可能です。
  5. 適用パッチと content.zip を解凍頂き、 /var/updates ディレクトリ上で下記のコマンドを実行して頂きますと、自動で全てのパッチが適用され、ESX が再起動されます。

    # esxupdate udpate
  6. VI Client よりパッチ適用対象の ESX のメンテナンスモードを解除します。
  7. 仮想マシンを起動し、動作に問題ないことを確認します。
  8. root として ESX のサービスコンソールにログインし、下記コマンドにてパッチが適用されていることを確認します。

    # esxupdate query

 

参考『ESX Server 3 Patch ManagementGuide ESX Server 3.5』
http://www.vmware.com/pdf/vi3_35/esx_3/r35/vi3_35_25_esxupdate.pdf

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