世界経済の回復期待を受けて原油価格が高騰し、これにつれ国内のガソリン価格も値上がりを続けている。
石油情報センターによると、レギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格は7週連続で上昇。
ゴールデンウイーク(GW)を直撃しそうだが、6月の高速道路の料金制度見直しを控え、休日上限1000円の恩恵を受けるラストチャンスとマイカー利用の旅行者は増えるとの見方もある。
石油元売りが卸値を決める指標の一つ、米ニューヨーク市場の原油価格は3月に1バレル=80ドル台に入り、今月は85ドル前後で動いている。
今後について同センターは「原油価格が大きく下がることは考えにくい」らしい。
19日時点の全国平均は135.2円で、年初より約10円高かった。
24〜30日の週のガソリン価格の卸価格について出光興産が前週比1.1円引き上げたほか、昭和シェル石油も同1.5円引き上げるなど、GW中の店頭価格がさらに上がるのは避けられそうにない。
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