2012/12/27

Backup Exec 2010で仮想マシンをリストアしたら"BeVssProvider"サービスが増えていた

BackupExecで仮想マシンをバックアップし、仮想マシンそのものをイメージリストアした場合
リストア仮想マシンに"BeVssProvider"サービスというサービスが、元の仮想マシンより増えていた。

"BeVssProvider"サービスとはいったい何?何故増えたのでしょうか?

Backup Execのシマンテックに問い合わせしました。

Backup Exec Agent for Windows Systems をインストールした場合、以下のサービスが追加されますが、
  • "Backup Exec VSS Provider"
  • "BeVssProvider"
"BeVssProvider"については、バックアップジョブの実行時にのみ追加されるサービスですので、通常インストール後は(表示)登録されていませんので、バックアップ元の仮想マシンで"BeVssProvider"が表示されていない状況は正常です。

VMare Agent を使用してバックアップした場合、"BeVssProvider"サービスは、
pre-freeze-script.bat実行でサービス追加され、実行され
VMwareのスナップショットを取得し、
post-thaw-script.bat実行でサービスから消えます


バックアップを取得するためのスナップショットは"BeVssProvider"の登録解除が実施ていない時点のバックアップですので
そのバックアップからリストアした仮想マシンにはBeVssProviderサービスが残ってしまっています
An application error of vssvc.exe is reported after restore of a VMware virtual machine

"BeVssProvider"サービスを登録解除する回避策

  1. リストア後の post-thaw-script.bat の実施
  2. 仮想マシンの再起動
post-thaw-script.bat のパス
C:\Program Files\Symantec\Backup Exec\BE VSS provider\post-thaw-script.bat

0 件のコメント:

コメントを投稿