Windows Server 2008 R2 のActive Directory(以下AD)でグループポリシーを使用して、デスクトップのフォルダリダイレクトの設定をしていたWindows 7クライアントがいた
フォルダリダイレクト先のサーバーがリプレースとなったため、グループポリシーでフォルダリダイレクトのパスを変更した。
すると、AD配下のWindows XPクライアントは正常にデスクトップリダイレクト先が変更された
しかし、AD配下のwindows 7クライアントは旧のデスクトップリダイレクト先を見ていた・・・・何故!?
Windows 7上で 「gpupdate」を実行するとエラーとなり以下のようなメッセージが表示された
設定が適用されるためにはユーザーが再びログオンする必要があるため、Folder Redirection によるポリシー処理は完了しませんでした。グループ ポリシーで、ユーザーの次のログオン時に設定を適用しようとします。
しかし、ログオフしても同じく古いほうのフォルダリダイレクト先を参照・・・何故!?
「gpupdate /Force」を実行しても結果は同じく、強制ログオフされるくらいの違いだった・・・・
もちろんWindows 7 をOS再起動しても同じだ
原因は不明・・・・
しかし、わかっていることは、移動プロファイルを使用しているのだが、そのプロファイルを削除し初期化すれば、このGPOによるデスクトップのフォルダリダイレクトは最新の状態を適用してくれて、一旦は解決した。
この問題にはプロファイルが関係しているようだ。
環境:
ドメインコントローラ:Windows Server 2008 R2 SP1
クライアント: Windows 7 Pro SP1
この手の事例がここにしかなかったのですいません勝手に投稿させていただきます。
返信削除Windows 7 クライアントにグループポリシーでフォルダリダイレクションを設定し
gpupdate /force の結果
「システムのスタートアップまたはユーザのログオン前に変更を処理する必要があったため、グループポリシーのクライアント側拡張機能 Folder Redirection で 1または複数の設定を適用できませんでした。次のスタートアップまたはこのユーザーの次回ログオンの前には、グループポリシーの処理が完了するまで待機します。この結果、スタートアップあよび起動のパフォーマンスが遅くなる場合があります。」
何を言っているのかさっぱりわかりませんが、検証を重ねることでなんとなく理解できました。おそらくWindows 7クライアントで同じ事をしようとしていれば必ずこのエラーに遭遇します。
1.ログオン
↓
2.新パスへフォルダの作成
↓
3.新パスのフォルダへユーザのアクセス権付与
↓
4.現パスから新パスへのデータのコピー
↓
5.レジストリの書き換え
↓
6.プロファイルデータの読み込み
↓
7.ログオン完了
通常のグループポリシー適用の流れは5.のみです。気を使ってくれているのかリダイレクションでは2.-4.の処理が入ります。さらに、2.-4.の処理に失敗すると5.の処理をしてくれないのです。
これを踏まえてエラーメッセージを読み取ると少し理解できます。
「システムのスタートアップまたはユーザのログオン前に変更を処理する必要があった」
→ 2.-4.の処理の事。
これが判明したのがある条件下でないとリダイレクションが効かなかったからです。
その条件とは
リダイレクト先のフォルダの無きこと。
リダイレクト先が
...(ユーザ名)\
までならOK.
...(ユーザ名)\Desktop
などあらかじめ箱を用意しておくと失敗します。
(頼むからこんなことぐらいで失敗しないでくれ)
追記
返信削除たびたびすみません。
グループポリシーの設定を確認したら、リダイレクションの設定のところに「設定」タブというものがあり、
1.ユーザにデスクトップに対して排他的な権限を加える
2.デスクトップの内容を新しい場所に移動する
3.Windows 2000 ・・・
この設定の中で1.と2.にデフォルトでチェックが入っておりこれを外したら失敗せず思い通りの動きになりました。
つまり、前述の2.-4.の処理をすっ飛ばしてくれるわけです。
おためしあれ。
詳細な情報ありがとうございます
返信削除今度、機会がありましたら確認させてもらいます
「ユーザにデスクトップに対して排他的な権限を加える」
には、何かハマッた記憶があったのですが・・・
何か思い出せません(こまめにメモをとらないとナ・・・)