2012/02/21

ADでドメインコントローラ間レプリケーションエラー「repadmin」コマンド実験

実験的に、AD(Active Directory)のレプリケーションエラーを発生させて見た。

環境は、Windows server 2003 R2 によるドメイン

テスト的に発生させたレプリケーションエラーは、repadminによるレプリケーションを一時的に無効にした状態で、もう一つのサーバー(ad2)をドメインコントローラにするため「dcpromo」を実行させて見た。

 

既存ドメインコントローラでは、サポートツール内のrepadminを実行

C:\>repadmin /options ad1.test.local +DISABLE_OUTBOUND_REPL
Current DC Options: IS_GC DISABLE_OUTBOUND_REPL
New DC Options: IS_GC DISABLE_OUTBOUND_REPL


C:\>repadmin /options ad1.test.local
Current DC Options: IS_GC DISABLE_OUTBOUND_REPL

レプリケーションを無効にした状態だ

 

本当にドメインコントローラ間のレプリケーションが無効になっているかテストするため、この状態で擬似的にドメインコントローラ(ad2)を追加して見た

すると以下のメッセージによりレプリケーションエラーとなってドメインコントローラには昇格できなかった

次のエラーにより、操作に失敗しました:

Active Directory は、ディレクトリ パーティション CN=Schema,CN=Configuration,DC=test,DC=local をリモート ドメイン コントローラ ad1.test.local からレプリケートできませんでした。

"ソース サーバーは現在、レプリケーション要求を拒否しています。"

ad_rep_error

なるほど、確かにrepadminコマンドでレプリケーションが無効になっていることを確認できた

 

その後、repadminによってレプリケーションを有効に戻しておいた

C:\>repadmin /options ad1.test.local  -DISABLE_OUTBOUND_REPL
Current DC Options: IS_GC DISABLE_OUTBOUND_REPL
New DC Options: IS_GC


C:\>repadmin /options ad1.test.local
Current DC Options: IS_GC

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