NICのネットワークドライバをインストールしようとする時に、OEMメーカーからダウンロードしたファイルを解凍・展開すると
- NDIS5x
- NDIS61
- NDIS62
なんてフォルダがあり、内部に同じネットワークカードのinfファイルがある・・・いったいどのフォルダのinfファイルを使用したらよいのだ?
そもそもNDISとは何なんだろう?
NDISとは
Network Driver Interface Specificationの略である
Network Driver Interface Specification (NDIS) は、ネットワークカードのためのAPIの一種である。
マイクロソフトとスリーコムが共同で開発し、主に Microsoft Windows で使われているが、オープンソースの NdisWrapper や Project Evil のドライバラッパーにより、NDIS準拠のネットワークカードの多くが Linux や FreeBSD で利用可能となっている。
BeOS から派生した ZETA はいくつかの NDIS ドライバをサポートしている。
参考:ウィキペディア Network Driver Interface Specification
難しいことはさて置き、要するにネットワークドライバの標準仕様とのこと。
NDIS5xやNDIS61、NDIS62というバージョンは仕様が多少異なるという意味だ
わかりやすく、Windowsで考えると、NDISのバージョンはWindowsOSのバージョンと関係する
どのWindowsOSの時に、どのNDISバージョンのドライバを使えばよいかというと
- NDIS 4.0: Windows 95 OSR2, NT 4.0
- NDIS 5.0: Windows 98, 98 SE, Me, 2000
- NDIS 5.1: Windows XP
- NDIS 5.2: Windows Server 2003
- NDIS 6.0: Windows Vista
- NDIS 6.1: Windows Vista SP1, Server 2008
- NDIS 6.2: Windows 7, Server 2008 R2
また、困ったときは、該当のinfファイルをメモ帳(notepad)で開いて見ると、説明書きがされているので確認して見よう
NDIS5x
NDIS61
NDIS62
ちなみにSSR(Symatec System Recovery) 2011のWindowsPEでは、Windows VistaもしくはWindows Server 2008用の32bit版ドライバをロードする必要があるので、NDIS61となる。
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